昨日見た夢の内容が変だったのでつらつらと…

 
某日某所、私は友人に連れられてとある喫茶店に入った。名前は…正直覚えていない。その後の展開が不思議というより不気味だったからかもしれない。
 店に入ると50半ばくらいの細身の男性(後の会話でマスターとわかった)が小声で「いらっしゃい」とつぶやくと、友人は慣れた様子で「俺はコーヒー。こっちのには”例のコーヒー”を。」と私の意見も聞かず注文してしまった。マスターは返事をするでもなく支度に入った。
 私が、「なんだい、その”例のコーヒー”ってのは。暑いから冷”製”のコーヒーなら有難いんだが。」と胡散臭そうに尋ねると、友人は「待ってりゃ来るよ。金は出すから。」と明確な答えはくれなさそうな態度で返事をしてきた。内心「なんだかんだ言っても”コーヒー”だ。それにこんなごく普通の個人経営店にそこまで奇抜な一品は出せまい。」と高を括っていると、店に似つかわしくない美人の女性店員が「おまたせしました。こちら”無知のコーヒー”でございます。」と、これまた店に似つかわしくない明るい調子で例のコーヒーを運んできた。
 物自体は奇抜というより商品以下と形容するのが相応しく、普通のカップソーサーの上にカップが横になっており、当然横になったカップからは中身…つまりコーヒーがこぼれ、運ぶ途中で失われたのかその量はスプーン2~3杯分ほどしかなかった。友人に「流石にこれは飲めないな」と呆れた態度で伝えると、友人、マスター、店員がほぼ同時に「それが”無知のコーヒー”なんだ(各々語尾は違った)。」と返してきた。加えて、マスターから「ここでは、そのコーヒーを正しく飲まないと普通のコーヒーは出さないんだよ。」と、難しいなぞなぞを出して機嫌をよくしたような口調で言ってきた。こちらとしては「そこまでしてここでコーヒーを飲む義理はないんだが…」と考えていると、その考えを読んでか否か「無理に飲まなくてもいいけど、どうせだし考えてみてくれよ。」と少し困り顔で頼んできたので、無下にもできず「とりあえず、おかわりお願いします。」と思考の沼にはまる前に機先を制するつもりで注文してみた。しかし、これは失敗だったようで、店員が一旦中に入り別のカップを持ってきて、その中のコーヒーを少しだけ私の前のカップに垂らして「どうぞ」と笑顔で言い放つのみだった…


 このあとは、別の店に行こうとするとその店が爆発したとニュースが流れたり、いざカップを握って飲もうとすると私以外の人物がクスクスと笑い始めたりとなかなかカオスな内容になっていた…気がします(いかんせん夢なので)。

※求ム、夢分析班(笑)

コメント

キンゴ
2018年7月2日10:25

えーと星新一の新作ですかね()

Kureha
2018年7月2日17:41

キンゴさん、コメントありがとうございます。
星新一さんも()の意味も知らないので適切なお返事になるかどうかはわかりませんが、ひょっとしたら何かのタイミングでその星氏の作品に触れた影響が今になって現れた可能性はあるかもしれませんね。商品化の予定はありませんが、完全な盗作になっていないことを願うばかりです(笑)

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