対戦の仕方を見直してみよう。前回は記事の方針を挙げさせていただきました。今回は説明書を参考に対戦準備の見直しをしていきたいと思います。ちなみに、ここでの見直しはジムバトル等の「対外試合」を想定してのものとなります。

1.対戦準備の流れ
 スターターデッキ等に同梱している「遊びかた説明書(Ver.02)」によると、対戦準備の流れは、
①あいさつとあくしゅ
②じゃんけんで先攻・後攻を決める
③山札を置く
④手札を7枚引く
⑤バトルポケモンを出す
⑥ベンチポケモンを出す
⑦サイドを置く
⑧ポケモンをオモテにして対戦スタート

となっています。
 ①については、しなかった場合相手を不快にしかねないのと、極端な話「ルールに従っていない」という理由で反則扱いにされることも考えられるので、しておく方が心証と失格回避の2面から無難だといえるでしょう。
 ②については、結果が対戦の結果に響くケースもあるので、おたがいにじゃんけんの作法(声のかけ方等)を確認した上で行う方が納得いかない(じゃんけんの)負け方を回避できるでしょう。
 ③については、遊びかた説明書には「おたがい自分のデッキをよく切って、…(以下略)」とありますが、ジムバトルなどフロアルール(大会で守るべきルール)が適用されている対戦では、「自分のデッキを自分で切る→自分のデッキを相手に切ってもらう」となっているので、おたがいが「不正はないよ」という意思表示の為にもこの手順を定着させておく方がよいでしょう。
 ④については、山札から直接手札に加えても構いませんが、これも不正防止と数え間違いを回避するためにも、山札から引いたカードを一度卓上(プレイマットの上など)に置きながら数えることが望ましいと考えられます。
 ⑤については、手札に1枚しか「たねポケモン」がなかった場合そのポケモンを出すしかありませんが、仮に複数のたねポケモンがいた場合「にげるに必要なエネルギーが少ない(後に手札に来たポケモンと入れ替えて作戦を立てやすくなるため)」、「ワザに必要なエネルギーが少ない(素早くワザを使えるため)」、「HPが高い(特に先攻の場合、後攻の相手のワザによるダメージできぜつを防ぐため)」といったいくつかの基準で手札の状況に応じたポケモンを選択してみてはいかがでしょうか。
 ⑥については、後攻の場合相手の番を一度経過するためベンチポケモンの選択は重要ですが、先攻の場合は相手の番を経過せずに自分の番が来るため、あえて置かずに相手のポケモンを見てから自分の最初の番の間にベンチポケモンを決めるのも、相手に手の内を明かさないという点で有効かと思います。
 ⑦については、特に留意することはありませんが(④)のとき同様数え間違いに気をつけましょう。
 ⑧についても、(⑦)同様特に気をつけるべき点はありませんが、サイドの置忘れ等対戦準備のミスがないか確認できるとよいでしょう。

次回に続く

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