トランプ・プラン
2017年10月19日 ポケモンカードゲームポケカー ポケカー ポケッカー
スペード ダイヤ 水 雷
ハートにクラブ 炎と草
無色 ジョーカー
つっこめ つっこめ つっこめ つっこめ
ヘイ スリーブに ポケカー
はがせるラベルに 数字書き
スリーブの端に 貼り付けて
二重スリーブに 入れたら完成
これが これが 秘密の
秘密の切り札さ
ポケカで トランプやってみよう
ポケカで トランプ 大作戦
…某国の大統領の政策のようなタイトルから始まり、さらに怪文書を載せたこと、心よりお詫び申し上げます。
ポケモンカードゲームを大人の方に説明した時、多くの方から「それはトランプとは違うの?」的な返事をいただくことが多く、それは裏を返せば「トランプならできるんだけどなぁ」という意思表示であったのではないかと考えました。加えて、例の集会で一部の子どもたちが自分たちなりの解釈でポケモンカードを楽しんでいるさまを見て「それはそれでアリかもしれない」と思う自分もいました。
そこで考えたのが、「ポケモンカードをトランプ風に加工してみよう」というプランでした。幸い、カードであることや色分けが容易であることから、トランプの持つ属性である「4つの記号(スペード、ハート、ダイヤ、クラブ)とジョーカー」と「54枚の札」という問題は「4つのタイプを13枚ずつ揃える」「4つのタイプ以外のタイプをジョーカーにあてがう」ことでクリアできたのですが、流石に「13の数字・アルファベット(A~K)」に該当する属性をポケモンカードだけで賄うことはアイデアが浮かばなかったので、100均等で扱っている「はがせるラベル」的なアイテムに数字とアルファベットを書き、スリーブの上に貼ることでクリアしました。そして、ラベルの剥がれとカードの強度を確保するためにハードタイプの二重スリーブに入れて完成としました。普段の対戦では二重スリーブに入れたカードは子どもの手では扱いにくいのですが、トランプとなれば1つの束を複数人で使うことになるのでそこまで問題にはならないと判断しました。
単純に使わせてみるだけなら、上記の過程をこちらですべて仕上げておく方がいいのですが、今回集会にもっていくときには、あえてラベルを張る直前までの状態にし子どもたちの前で作業を始めたところ、普段ポケモンカードゲームに興味がなかった子どもたちが「何してるの?」的な疑問をぶつけながら寄ってきたので、トランプを作っている旨を伝え、「(作業を)やってみる?」と尋ねたところ快諾してくれ、「今日は作る所までかなぁ」と思っていましたが、早く完成し何度か使う時間が確保できました。作業を手伝ってくれた子どもたちに「早速、試しに使ってみてくれる」とお願いし使ってみてもらったところ、傍から見てみる分には上手く機能しており、その後に他の子どもも巻き込んでゲームができていました。
もちろん、これができたからと言ってポケモンカードゲームができるわけではありませんが、まずは物理的にポケモンカードに触れさせることはできるのではないかと思っています。
ちなみに、私は「ババ抜きか神経衰弱くらいから試してほしいなぁ」と思っていましたが、実際は「坊主めくり」というハードなプレイ(笑)でした。
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