前回に引き続き、エネルギー加速と省エネ化についての考察をしていきます。今回はエネルギー加速を視野に入れたデッキの長所と短所を考えていきます。

1.エネルギー加速の長所
①「エネルギーをつけられなかった」をリカバーしやすい
→ポケモンカードゲームにおいて「手札からエネルギーカードをつける」という行為は自分の番に1回しかできないため、仕損じると後々まで響くことが多いですが、加速ができるデッキはそれをある程度はカバーできると考えられます。とはいえ、基本的にはしっかりと手札からエネルギーをつけるように心がけましょう。
②エネルギーを手札に呼び込みやすい
→加速を前提に構築しているので普通のデッキに比べて比較的エネルギーを多めに入れている可能性が高いため、それに伴い手札にエネルギーが来る確率は高いと考えられるでしょう。特に加速手段が山札や手札の場合、その傾向は顕著であるといえます。

2.エネルギー加速の短所
①場のエネルギーを相手に利用されやすい
→つけたエネルギーをトラッシュすることもあるため一概には言えませんが、加速をするため、場のポケモンに比較的多くのエネルギーがついていることがあり、それを逆手に取って、相手の場(またはバトルポケモン)についているエネルギーの数に比例してダメージが上がるワザを使われた場合その被害は大きくなる可能性があります。
②デッキの枚数をエネルギーが圧迫する
→すでに書いた通り加速込みのデッキ構築ではデッキにエネルギーを多めに入れる傾向にあり、それに伴ってポケモンやトレーナーズによる多様な戦略をデッキに込めることは難しいといえるでしょう。

次回に続く

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