公式、非公式を問わず、ちょこちょこ(というか盛大に)横浜大会で使用されたデッキのレシピが上がってきています。
 その中には1枚しか入っていないカード、いわゆる”ピン挿し”のカードがちらほら見受けられます。デッキのコンセプトを概ね理解出来れば採用理由が分かるものもあれば、大会の環境を読んだとしても使い手にしかわからないようなカードもあって、そのカードの向こう側にあるプレイヤーさんの思いがひしひしと伝わってきて素敵だなぁと感じます。

 それで、このピン挿しのカード、なぜピンなのかという理由は思い浮かぶでしょうか?
 ①カードに費やす資産が足りなかったから
 ②本当は複数枚入れたかったが、60枚に収まらなかったから
 ③特定のデッキにしか使わないから(使わないケースがある)

 この3つがカードがピンである理由の多くを占めると思います。とはいえ、大会の上位入賞者が①の理由でピンにしたとは考えづらい。となると②か③が残りますが、恐らく頂点に近い方ほど②である可能性が減り③をその理由とする方が増えてくると思います。
 となると、そのピン挿しのカードは、その方が大会に挑むまでにポケモンカードに取り組まれた証なのかもしれませんね。

 ちなみに、これは私の経験による考え方なのですが、「ピン挿しのカードがサイドにあったら負ける」という感覚でピン挿しをするなら、いっそピン挿しを止めてそのデッキ本来の持ち味を生かす方向でカードの採用を見直すほうが精神的に楽だと思っています。あくまでピン挿しは「あると負け筋を減らせる」カードであり、無くても何とかするだけの覚悟はいるかと思います。

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