昨日今日と参加した研修において、「書字はあえて1つの字の中に不揃いな所を作る方が見栄えが良くなることがある」という旨の話を聞きました。例えば「話」という字を書くときに、「言(ごんべん)」を「舌」に比して小さく書いたり、最初に書く点を中心からやや右寄りに書くときれいに見えるということです。
 生け花などでもみられるように、どうやら日本の美的感覚は不揃いなことに対して良さを見出す節があるようです。
 一方で、整理整頓された部屋や一糸乱れぬ動きの行進に対しても美しさを感じるあたり、揃っていることに対しても良さを見出すこともあるので、一概にどちらがいいとは言えないように思います。

 で、ポケモンカードではどうだろうかという話。不揃い(デッキに入っている同じカードの枚数が少ない)と揃った(デッキに入っている同じカードの枚数が多い)ものでは、どちらがいいだろうかということなのですが、これまた評価者の価値観によって変わってくると思うので、一概にどちらがいいとは言えないと考えます。

 いずれにせよ、いろいろな価値観があることを認識し、それらが認め合えればいいなと思った次第です。

コメント

アカフチ
2017年8月2日23:08

うまく説明できませんが、デッキの中の有るカードが下位互換だったりする時(例えば、本当はNを採用したいけど持ってないからジャッジマンを採用)の方がデッキ使ってて楽しかったりします。これも一種の不揃いの美しさかなと思います。

バンギ丁
2017年8月2日23:24

気まぐれで採用した一枚が相手のデッキに刺さって勝てた時は嬉しいですね。
そんなことも有るので、自分から見たら「?」なカードを入れている方も、何かしら狙いがあるのかもしれません。
不揃いなのも計算の内だったらかっこいいです。

Kureha
2017年8月3日21:15

アカフチさん、コメントありがとうございます。
確かに、以前「本来ならこうしたいけど、ないので別のカードで代用した」という形で対戦した際には、いつもとは違うドキドキがあったように思います。

Kureha
2017年8月3日21:22

バンギ算さん、コメントありがとうございます。
自分のデッキの隠し味も面白いですし、上位入賞者が一枚積みで入れているカードについてアレコレ考えるのも面白いと思っています。

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索