仕事の都合で学習塾に行ったときに見た、ある子ども2人のやりとり。

会話その1
A(小学校低学年くらいの女の子):「今日は歯医者に行くから、5時くらいに家に帰らんとあかんのや」
B(Aより年下と思われる男の子):「ふ~ん、僕は5時半くらいにお母さんとC(弟)が迎えに来るわ」
A:「C君て、1歳の?」
B:「うん」
A:「ええなぁ~、C君見たいなぁ~」


会話終了後、しばらくして

会話その2
A:「お姉ちゃん、お母さんひょっとしたら遅れるかもしれんから、塾で待っとかへん?」
D(小学校高学年くらいのAの姉):「え~、でもお母さん家に帰るよ。」
A:「じゃあ、家にいるおばあちゃんに電話しとくわ」
A:(電話にて)「おばあちゃん、今日はちょっと塾で宿題していくから、お母さんが家に帰ったら迎えに来るよう言うとって~」


会話終了

結果:Bの母親が来るより早くAの母親が迎えに来ました。

 その後、どうやら会話2の様子を見ていた塾の先生が「なんで、Aちゃんは『塾で勉強していく』なんて言うたんやろう?いつもは『お姉ちゃん、早く帰ろ~』って言うのに…」と疑問を口にしておられたので、私が「Aちゃんはどうやら、B君のお母さんが弟を連れて来るという話を聞いたので、なんとかここにいる時間を延ばして、その弟に会いたくてあんなことを言ったのかもしれませんよ。あれくらいの年になると、もうあんな駆け引きをするんですね。」と、Aの本音を上手く隠しながら相手を説得しようとしたやりとりに感心したことを告げると、先生は「Aちゃんは小さい子どもが好きなんやなぁ~、保育士とかあってる気がするわ」とおっしゃっていました。

 会話1という背景の有無による私と先生の会話2の捉え方の違い、Aのやりとりに対する私と先生の視点の違い、なかなかに面白い結果になったなぁと思いました。

 ポケモンカードで親子や兄弟でセコンド付きの対戦があるときがありますが(今回、セコンドの是非については割愛します)、そこでも双方の意見の食い違いがあって軽く揉めることも見受けられます。
 同じ状況でもそこでの判断は人によって異なります。ポケモンカードでなまじティーチングまがいのことをする身として、この違いを排除せずに興味深い事柄として受け入れられるよう意識して接していきたいものですね(^-^)

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