少し前にデッキ構築のまとめ的なものを書いたまま放置していたので、一応書いた者として、あれに沿ってデッキを作ったらどうなるかをやってみようと思います。いつものことですが、この方法はあくまで私が心掛けていることであること、ご了承ください。
ちなみに、デッキ構築のまとめはこちら↓
http://noblescarlet.diarynote.jp/201702092048271645/
①コンセプトを考える
これについては私自身は書いておらず、かつ多くの方がいろいろな表現で書いておられるので詳細は割愛しますが、要は「どんなデッキにしたいか」です。
今回は、「エーフィGXを使いたい」という、いたってシンプルなものにしました。
②ポケモンを決める
実際の対戦では、どのポケモンが来るかはわかりませんが、一応「どんな順番で戦わせたいか」を組み立てておくと、対戦中にどんな行動をとればいいかがはっきりしていいかなと思っています。
そこで、「サイド7(詳細は上記のURLにて)」の考え方を踏まえ、先発を「エーフィGX」、以降に非GXを3匹はさんで、最後に「エーフィGX」にするという順番にしてみました。
そして、非GXですが、「エーフィGX」の弱点である「超タイプ」の弱点を突くことのできる「悪タイプ」と「超タイプ」の中で、比較的少ないエネルギーで戦うことのできる「ゾロアーク」2匹と「ミュウツー」1匹を採用してみました。
また、戦う予定のポケモンを最小限並べた場合、場(バトル場・ベンチ)に並ぶポケモンが5枚で、まだ置く余裕があるので、手札補充のために「シェイミEX」を採用してみました。
これらのポケモンを「プラス1(詳細は上記のURLにて)」の考え方に則って、以下のような枚数を採用してみました。
【ポケモン:16】
3 イーブイ(SM1-Sなど)
3 エーフィGX(SM1-S)
3 ゾロア(XY8-青)
3 ゾロアーク(XY8-青)
2 ミュウツー(CP6)
2 シェイミEX(XY6など)
③エネルギーを決める
「8ターン(詳細は上記のURLにて)でつけきれるエネルギーカードの枚数」を目安に、戦うポケモンにつけるエネルギーを検討していきます。
「エーフィGX」には超エネルギー1個と無色エネルギー2個、「ゾロアーク」には無色エネルギー2個、「ミュウツー」には超エネルギー2個(もしくは無色エネルギー2個)が必要となり、(②)で決めた戦うポケモンに合わせると、
・エーフィGX:「基本超エネルギー」×1、「ダブル無色エネルギー」×1
・ゾロアーク:「ダブル無色エネルギー」×1
・ゾロアーク:「ダブル無色エネルギー」×1
・ミュウツー:「基本超エネルギー」×2
・エーフィGX:「基本超エネルギー」×1、「ダブル無色エネルギー」×1
となり、これに「プラス1」の考え方を加えて、以下のような枚数を採用してみました。
【エネルギー:9】
5 基本超エネルギー
4 ダブル無色エネルギー
④サポートを決める
エネルギー同様、8ターンを目安に、使いたいサポートを考えていきます。
1~6ターン目には山札からカードを引くことを目的とした「プラターヌ博士」と「リーリエ」、7ターン目に相手の詰めの戦略を崩す「N」、そして8ターン目に勝負を決める「フラダリ」を使うことを目指します。
これに、「プラス1」の考え方を加えて、以下のような枚数を採用してみました。
【サポート:11】
4 プラターヌ博士
3 リーリエ
2 N
2 フラダリ
⑤グッズを決める
まずは、「自分のデッキのコンセプトの達成の補助」を目的に考えていきたいと思いますが、このデッキはあまり細かいコンセプトではないので、とりあえず「ポケモンを持ってくる」を目指して、「ボール系(モンスターボールなど)」をいくつか採用してみました。
次に、(④)で採用した「プラターヌ博士」の効果である「自分の手札をすべてトラッシュ」で、他のサポートをトラッシュしてしまい、肝心な時に必要なサポートを使えない事態を解決するために、「バトルサーチャー」を採用してみました。これに伴い、手札にサポートを加えられる可能性が上がったので、「リーリエ」を1枚減らしてみました。
そして、「ポケモンのどうぐ」の採用を、「あまりHPの高くない非GXにつけることは効果を発揮する回数が少ない」ことを理由に、「エーフィGX」のみにつけることを目指し、自分の番で効果のある「こだわりハチマキ」を2匹分採用しました。
これらに、「プラス1」の考え方を加えて、以下のような枚数を採用してみました。
【グッズ:13】
4 ハイパーボール
2 ネストボール
4 バトルサーチャー
3 こだわりハチマキ
【サポート:10】
4 プラターヌ博士
2 リーリエ
2 N
2 フラダリ
⑥スタジアムを決める
「エーフィGX」が超タイプなので、「超タイプ」もしくは「超エネルギー」を対象とした「攻め(詳細は上記のURLにて)」の性格を持ったスタジアムを検討します。
そうすると、現時点では上記に該当するカードは「次元の谷」がありますが、「ダブル無色エネルギーの採用」「ゾロアークが恩恵を得られない」という理由で採用を断念し、「超エネルギー」を対象とした「月輪の祭壇」を少し採用することにしました。
【スタジアム:2】
2 月輪の祭壇
⑦枚数の確認
現時点で採用した枚数を確認すると、
【ポケモン:16】
3 イーブイ(SM1-Sなど)
3 エーフィGX(SM1-S)
3 ゾロア(XY8-青)
3 ゾロアーク(XY8-青)
2 ミュウツー(CP6)
2 シェイミEX(XY6など)
【グッズ:13】
4 ハイパーボール
2 ネストボール
4 バトルサーチャー
3 こだわりハチマキ
【サポート:10】
4 プラターヌ博士
2 リーリエ
2 N
2 フラダリ
【スタジアム:2】
2 月輪の祭壇
【エネルギー:9】
5 基本超エネルギー
4 ダブル無色エネルギー
の計50枚になります。
⑧最終調整
ここからは、グッズの「相手の特定の行動に対処するもの」や、他のカードの必要枚数を再検討するなどして、詰めていくことになると思います。
その結果、以下のカードを採用しました。
【ポケモン】
1 イーブイ(SM1-Sなど)
理由:「エーフィGX」の先発率を上げるため
2 ブースター(XY7)
1 シャワーズ(XY7)
理由:イーブイを多めに採用したことにより、その進化先に余裕ができたため。抵抗力に「超タイプ」をもつ「鋼タイプ」の弱点をつける「炎タイプ」を1進化に付与できる「ブースター」、悪タイプの弱点である「闘タイプ」の一部に弱点をつける「水タイプ」を1進化に付与できる「シャワーズ」を採用。ちなみに、好みによって「サンダース」の採用も十分ありだと思います。ただし、これらを場に出すには、ベンチ管理をタイトに行う必要が出てくるため、難しいようなら不採用でもいいと思います。
これらの採用に伴い、「ネストボール」を「レベルボール」に変更。
【サポート】
1 ククイ博士
理由:このデッキのポケモンは総じて相手のポケモンを一撃できぜつさせるほどの攻撃力を有していないので、必要に応じその底上げができるように採用。ただし、絶対的に必要ではないので1枚のみ。
【グッズ】
2 びっくりメガホン
理由:相手の「ポケモンのどうぐ」をトラッシュすることは、相手に対する妨害(例:ソウルリンク系)やこちらがスムーズに相手のポケモンをきぜつさせやすくすること(例:闘魂のまわし)につながるから。
1 バトルコンプレッサー
理由:相手によっては機能しない「ブースター」「シャワーズ」をトラッシュしたり、1枚しか採用していない「ククイ博士」を「バトルサーチャー」経由で使用できるようにするため。
1 すごいつりざお
理由:上記の「バトルサーチャー」の採用理由にやや近いのですが、「プラターヌ博士」によって必要なポケモンや基本エネルギーをトラッシュしてしまった際のケアのため。ただし「ククイ博士」同様、絶対的に必要ではないので1枚のみ。
【エネルギー】
1 基本超エネルギー
理由:相手の妨害により、特殊エネルギーの「ダブル無色エネルギー」がつけられない事態や、特殊エネルギーつけることで不利益を被る場合、そして「イーブイ」の特性「エネジーしんか」をより高い確率ではたらかせるため。
⑨最終確認
(⑧)の結果、以下のようなデッキが出来上がりました。
【ポケモン:20】
4 イーブイ(SM1-Sなど)
3 エーフィGX(SM1-S)
2 ブースター(XY7)
1 シャワーズ(XY7)
3 ゾロア(XY8-青)
3 ゾロアーク(XY8-青)
2 ミュウツー(CP6)
2 シェイミEX(XY6など)
【グッズ:17】
2 びっくりメガホン
4 ハイパーボール
2 レベルボール
4 バトルサーチャー
1 バトルコンプレッサー
3 こだわりハチマキ
【サポート:11】
4 プラターヌ博士
2 リーリエ
2 N
2 フラダリ
1 ククイ博士
【スタジアム:2】
2 月輪の祭壇
【エネルギー:10】
6 基本超エネルギー
4 ダブル無色エネルギー
なお、最終調整とは言うものの、ここから実際に使ってみて微調整がなされていくと思います。
⑩最後に
目的によっては、ここまで理屈づめでデッキを作ることは必要ないですが、大一番に臨む時には理論武装があることでちょっとだけ勇気が出たりするので、時には理屈をこねてみてはいかがでしょう?
ちなみに、デッキ構築のまとめはこちら↓
http://noblescarlet.diarynote.jp/201702092048271645/
①コンセプトを考える
これについては私自身は書いておらず、かつ多くの方がいろいろな表現で書いておられるので詳細は割愛しますが、要は「どんなデッキにしたいか」です。
今回は、「エーフィGXを使いたい」という、いたってシンプルなものにしました。
②ポケモンを決める
実際の対戦では、どのポケモンが来るかはわかりませんが、一応「どんな順番で戦わせたいか」を組み立てておくと、対戦中にどんな行動をとればいいかがはっきりしていいかなと思っています。
そこで、「サイド7(詳細は上記のURLにて)」の考え方を踏まえ、先発を「エーフィGX」、以降に非GXを3匹はさんで、最後に「エーフィGX」にするという順番にしてみました。
そして、非GXですが、「エーフィGX」の弱点である「超タイプ」の弱点を突くことのできる「悪タイプ」と「超タイプ」の中で、比較的少ないエネルギーで戦うことのできる「ゾロアーク」2匹と「ミュウツー」1匹を採用してみました。
また、戦う予定のポケモンを最小限並べた場合、場(バトル場・ベンチ)に並ぶポケモンが5枚で、まだ置く余裕があるので、手札補充のために「シェイミEX」を採用してみました。
これらのポケモンを「プラス1(詳細は上記のURLにて)」の考え方に則って、以下のような枚数を採用してみました。
【ポケモン:16】
3 イーブイ(SM1-Sなど)
3 エーフィGX(SM1-S)
3 ゾロア(XY8-青)
3 ゾロアーク(XY8-青)
2 ミュウツー(CP6)
2 シェイミEX(XY6など)
③エネルギーを決める
「8ターン(詳細は上記のURLにて)でつけきれるエネルギーカードの枚数」を目安に、戦うポケモンにつけるエネルギーを検討していきます。
「エーフィGX」には超エネルギー1個と無色エネルギー2個、「ゾロアーク」には無色エネルギー2個、「ミュウツー」には超エネルギー2個(もしくは無色エネルギー2個)が必要となり、(②)で決めた戦うポケモンに合わせると、
・エーフィGX:「基本超エネルギー」×1、「ダブル無色エネルギー」×1
・ゾロアーク:「ダブル無色エネルギー」×1
・ゾロアーク:「ダブル無色エネルギー」×1
・ミュウツー:「基本超エネルギー」×2
・エーフィGX:「基本超エネルギー」×1、「ダブル無色エネルギー」×1
となり、これに「プラス1」の考え方を加えて、以下のような枚数を採用してみました。
【エネルギー:9】
5 基本超エネルギー
4 ダブル無色エネルギー
④サポートを決める
エネルギー同様、8ターンを目安に、使いたいサポートを考えていきます。
1~6ターン目には山札からカードを引くことを目的とした「プラターヌ博士」と「リーリエ」、7ターン目に相手の詰めの戦略を崩す「N」、そして8ターン目に勝負を決める「フラダリ」を使うことを目指します。
これに、「プラス1」の考え方を加えて、以下のような枚数を採用してみました。
【サポート:11】
4 プラターヌ博士
3 リーリエ
2 N
2 フラダリ
⑤グッズを決める
まずは、「自分のデッキのコンセプトの達成の補助」を目的に考えていきたいと思いますが、このデッキはあまり細かいコンセプトではないので、とりあえず「ポケモンを持ってくる」を目指して、「ボール系(モンスターボールなど)」をいくつか採用してみました。
次に、(④)で採用した「プラターヌ博士」の効果である「自分の手札をすべてトラッシュ」で、他のサポートをトラッシュしてしまい、肝心な時に必要なサポートを使えない事態を解決するために、「バトルサーチャー」を採用してみました。これに伴い、手札にサポートを加えられる可能性が上がったので、「リーリエ」を1枚減らしてみました。
そして、「ポケモンのどうぐ」の採用を、「あまりHPの高くない非GXにつけることは効果を発揮する回数が少ない」ことを理由に、「エーフィGX」のみにつけることを目指し、自分の番で効果のある「こだわりハチマキ」を2匹分採用しました。
これらに、「プラス1」の考え方を加えて、以下のような枚数を採用してみました。
【グッズ:13】
4 ハイパーボール
2 ネストボール
4 バトルサーチャー
3 こだわりハチマキ
【サポート:10】
4 プラターヌ博士
2 リーリエ
2 N
2 フラダリ
⑥スタジアムを決める
「エーフィGX」が超タイプなので、「超タイプ」もしくは「超エネルギー」を対象とした「攻め(詳細は上記のURLにて)」の性格を持ったスタジアムを検討します。
そうすると、現時点では上記に該当するカードは「次元の谷」がありますが、「ダブル無色エネルギーの採用」「ゾロアークが恩恵を得られない」という理由で採用を断念し、「超エネルギー」を対象とした「月輪の祭壇」を少し採用することにしました。
【スタジアム:2】
2 月輪の祭壇
⑦枚数の確認
現時点で採用した枚数を確認すると、
【ポケモン:16】
3 イーブイ(SM1-Sなど)
3 エーフィGX(SM1-S)
3 ゾロア(XY8-青)
3 ゾロアーク(XY8-青)
2 ミュウツー(CP6)
2 シェイミEX(XY6など)
【グッズ:13】
4 ハイパーボール
2 ネストボール
4 バトルサーチャー
3 こだわりハチマキ
【サポート:10】
4 プラターヌ博士
2 リーリエ
2 N
2 フラダリ
【スタジアム:2】
2 月輪の祭壇
【エネルギー:9】
5 基本超エネルギー
4 ダブル無色エネルギー
の計50枚になります。
⑧最終調整
ここからは、グッズの「相手の特定の行動に対処するもの」や、他のカードの必要枚数を再検討するなどして、詰めていくことになると思います。
その結果、以下のカードを採用しました。
【ポケモン】
1 イーブイ(SM1-Sなど)
理由:「エーフィGX」の先発率を上げるため
2 ブースター(XY7)
1 シャワーズ(XY7)
理由:イーブイを多めに採用したことにより、その進化先に余裕ができたため。抵抗力に「超タイプ」をもつ「鋼タイプ」の弱点をつける「炎タイプ」を1進化に付与できる「ブースター」、悪タイプの弱点である「闘タイプ」の一部に弱点をつける「水タイプ」を1進化に付与できる「シャワーズ」を採用。ちなみに、好みによって「サンダース」の採用も十分ありだと思います。ただし、これらを場に出すには、ベンチ管理をタイトに行う必要が出てくるため、難しいようなら不採用でもいいと思います。
これらの採用に伴い、「ネストボール」を「レベルボール」に変更。
【サポート】
1 ククイ博士
理由:このデッキのポケモンは総じて相手のポケモンを一撃できぜつさせるほどの攻撃力を有していないので、必要に応じその底上げができるように採用。ただし、絶対的に必要ではないので1枚のみ。
【グッズ】
2 びっくりメガホン
理由:相手の「ポケモンのどうぐ」をトラッシュすることは、相手に対する妨害(例:ソウルリンク系)やこちらがスムーズに相手のポケモンをきぜつさせやすくすること(例:闘魂のまわし)につながるから。
1 バトルコンプレッサー
理由:相手によっては機能しない「ブースター」「シャワーズ」をトラッシュしたり、1枚しか採用していない「ククイ博士」を「バトルサーチャー」経由で使用できるようにするため。
1 すごいつりざお
理由:上記の「バトルサーチャー」の採用理由にやや近いのですが、「プラターヌ博士」によって必要なポケモンや基本エネルギーをトラッシュしてしまった際のケアのため。ただし「ククイ博士」同様、絶対的に必要ではないので1枚のみ。
【エネルギー】
1 基本超エネルギー
理由:相手の妨害により、特殊エネルギーの「ダブル無色エネルギー」がつけられない事態や、特殊エネルギーつけることで不利益を被る場合、そして「イーブイ」の特性「エネジーしんか」をより高い確率ではたらかせるため。
⑨最終確認
(⑧)の結果、以下のようなデッキが出来上がりました。
【ポケモン:20】
4 イーブイ(SM1-Sなど)
3 エーフィGX(SM1-S)
2 ブースター(XY7)
1 シャワーズ(XY7)
3 ゾロア(XY8-青)
3 ゾロアーク(XY8-青)
2 ミュウツー(CP6)
2 シェイミEX(XY6など)
【グッズ:17】
2 びっくりメガホン
4 ハイパーボール
2 レベルボール
4 バトルサーチャー
1 バトルコンプレッサー
3 こだわりハチマキ
【サポート:11】
4 プラターヌ博士
2 リーリエ
2 N
2 フラダリ
1 ククイ博士
【スタジアム:2】
2 月輪の祭壇
【エネルギー:10】
6 基本超エネルギー
4 ダブル無色エネルギー
なお、最終調整とは言うものの、ここから実際に使ってみて微調整がなされていくと思います。
⑩最後に
目的によっては、ここまで理屈づめでデッキを作ることは必要ないですが、大一番に臨む時には理論武装があることでちょっとだけ勇気が出たりするので、時には理屈をこねてみてはいかがでしょう?
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