初めに、【デッキ構築(戦略)】シリーズが思った以上に多くの方に見ていただけたこと、心より感謝いたしますm(__)m

 今回は客観よりの話題ではなく、主観よりの話題です。
 タイトルにもある通り、「良いデッキ」「勝てるデッキ」、そして「強いデッキ」について、自分の思っていることを書いてみようと思います。

1.最初に
 「良いデッキ」「勝てるデッキ」「強いデッキ」の3つは、”=(イコール)”でつなげられる場合もある一方で、つなげられない場合もあると考えています。理由は以下の事情によります。

2.良いデッキ
 私にとって「良いデッキ」は、「作った人(使った人)が、(そのデッキで)やりたいこと(=コンセプト)を達成できるデッキ」だと考えています。
 例えば、「GXワザを使いたい」というコンセプトでデッキを作る際、ポケモンGXを入れて、入れたポケモンGXのGXワザに必要なエネルギーを入れて、対戦においてGXワザを宣言できれば、対戦の結果は別としてコンセプトは達成できているといえ、良いデッキだと考えています。逆に同じコンセプトでデッキを作ったときに、ポケモンGXや必要なエネルギーがない(もしくは極端に少ない)場合、コンセプトの達成は難しいと考えることができ、良いデッキとはいえないと考えています。

2.勝てるデッキ
 私にとって「勝てるデッキ」とは、「勝つための方略を備えたデッキ」だと考えています。
 厳密には「勝つための方略があり、かつそれを成しえるだけのカードが用いられているデッキ」が「勝てるデッキ」だと考えており、相対する対象を定めず「自分のデッキがイメージ通り動けば、何かしらの勝利条件を満たすことができる(例:相手の山札切れを狙うデッキなど)」ものもあれば、対象(カード・デッキ)を定め「自分のデッキがイメージ通りに動けば、対象に勝つことができる」ものもあり、いずれも「勝てるデッキ」に該当すると考えています。

3.強いデッキ
 私にとって「強いデッキ」とは、「海水などに強く、ちょっとやそっとでは穴が開いたりしない甲板」だと考えています(笑)
 …何がいいたいかというと、どこかの大会(対戦の生じるイベントすべて)で好成績を修めた「強かったデッキ」と、今後の大会で好成績を修める可能性のある「強いかもしれないデッキ」があるのだと考えています。
 なんだか蒟蒻問答のようなことを書いてしまいましたが、使用する場で好成績を修められると予想して準備した「強いかもしれないデッキ」が、実際の大会で好成績を修めたその瞬間、そのデッキは「強いデッキ」になり、次の対戦では「強かったデッキ」になるのだと思います。なので、「このデッキは強いデッキだよ」と紹介することは困難だと思った次第です。

4.最後に
 こうしたことから、やりたいことが達成でき、勝つための方略を備えたデッキが、大会で好成績を修めれば、3つのデッキは同じになることもある一方で、適当にカードを入れたデッキがたまたま勝ってしまった場合や、どれだけやりたいことが達成でき、勝つための方略を備えていても、成績がふるわなければ、3つのデッキは必ずしも一致はしないというのが、私の考えです。

 まぁ、何がいいたいかというと、「強いデッキってどんなの?」と尋ねられても、しどろもどろしてしまうんだよぉ~、ってことです(´・ω・`)

コメント

つばP(つばさパパ)
2017年2月11日8:02

仕事の会話で「いい商品って何?」って言われると売れてる商品って答える事よくあります。

Kurehaさんと同じ考えで強いデッキとは勝った(大会で結果を残した)デッキです。
でも次からその結果を踏まえてメタが動くから強かったデッキになっちゃうんですよね。
ホントカードって大変ですね。

Kureha
2017年2月11日21:09

 つばさパパさん、コメントありがとうございます。
 「ちょっとわかりにくい書き方になってしまったかも…」と不安になっていたので、理解していただけてうれしい限りです。
 商品の場合は、売っている期間は常に勝負中みたいなところがあるなぁと思いました。

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