最近、デッキづくりがトランプ…、じゃなかったスランプ気味で、「何かアプローチを変えてみよう」と思い、そのアプローチの1つとして、「ゲームのルールからデッキをプランニングする」という手法を試みています。(ちなみに、最近書いた【デッキ構築(戦略)】シリーズは、その副産物です。)

 野球は基本的にお互いで9回目(9イニング?、細かいことは無知です)までゲームを行い、その結果で勝敗が決まります。また、サッカーは基本的に90分という試合時間の中でゲームを行い、その結果で勝敗が決まります。
 ということは、野球で10回で勝利を目指すプレイングや、サッカーで91分で勝利を目指すプレイングは、よほどの事情がない限りは悪手(”バッドな選択”の意味で使ってます)であると考えることができます。

 これをポケモンカードに無理やりつなげると、「サイドを6枚取られるまでは、勝つビジョンのない戦略」「山札を61枚引いて(サイド、最初の手札ふくむ)から勝ちにいく戦略」などは、ルール上困難であり、「30分」という時間制限(あくまで一例)のある大会などでは、それを越える時間を要する戦略は完遂できない可能性があります。

 そして、これは多分に主観の入ったことになりますが、以前書いた記事で触れた、「1ゲームあたりのターン数」の考え方にそって考えると、「7~8ターンで勝利条件を満たせないデッキは、大会で力を発揮しきれない」という考え方もできる気がします。

 「ターン数」については、こちらからどうぞ。
 http://noblescarlet.diarynote.jp/201701182212447010/

 対戦において自分に与えられた権利、勝利のために満たさなければならない条件、ポケモンカードをやっている方なら誰もが知っている「そりゃそうだ」を、改めて意識して洗い出すことで、何か見えればと思いながら、しばらく理屈をコネコネしてみたいと思います。

 …最終的に「対戦数を増やせば、そのうち見える」なんてことになるかもしれませんが、ね(笑)

コメント

七〇
七〇
2017年1月22日21:34

 昔、江川という大投手がいて「決め球(三振を獲る球)の球種を決めてから逆算して初球に何を投げるかを決めている」と云っていましたね。
 野球とゲームプランに絡めた話題ということで。ご参考まで。

Kureha
2017年1月23日20:49

 七○さん、コメントありがとうございます。
 「ゴールから逆算して、すべきことを考える」、好きな考え方ですね(^-^)

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